さて、これまでFit to StandardやNo Making, Just Usingと言ってきた私からすると、プラットフォーム・ロックインの議論は避けて通れない問題で、争点を明確にしなくてはいけない。 ただこの問題はよくよく考えると、これまで人々がテクノロジーを利用する歴史の中で長く行われてきた「技術決定論」そのものとも言える。もはやパソコンのOSはApple、Microsoft、Googleに支配されており、そのどれかのプラットフォームを選べば完全にロックインされる。私の場合は完全にAppleにロックインされており、先日も長く使ったMacBookProを買い替えたが、その時にWindowsにする選択肢はもはや残されておらず、専ら今はAppleTVのサブスク契約を追加するかどうか自問自答の日々が続いている。